Yasuhiro Okura

デザイナーを経て、クリエイティブディレクター、コピーライター、ライターに。「ベースボール」代表。広告&Web企画・制作、インタビュー構成をはじめ『深川福々』で4コマ漫画「鬼平太生半可帳」連載中。書籍企画・編集協力に『年がら年中長嶋茂雄』など。ラフスケッチ、サムネイル作成、撮影も。
島森路子さんによるインタビュー advertisement

島森路子さんによるインタビュー

   前回のブログで「追記」したが、笠原ちあきさんが島森路子さんについて書いている文章を読んで、話している内容を重視しているものの、話し手のパーソナリティをきちんと拾えていないインタビュー記事が、最近多いのではと感じていたことに、あらためて気づく。ビジネス書をはじめ、特にビジネス関連の文章ではその傾…
島森路子さんのこと advertisement

島森路子さんのこと

   島森路子さんがお亡くなりになった。天野祐吉さんと島森路子さんが編集長だった頃、雑誌「広告批評」を毎月のように買っていた。あの雑誌がなければ、コピーライターにならなかったような気がするし、そもそも広告に興味を持たなかったかもしれない。関西にいたときの僕は、東京(首都圏といってもいい)の広告の多く…
藩の違い、言葉の違い noncategory

藩の違い、言葉の違い

   朝、管理人のNさんとおしゃべりしたら、NHK連続テレビ小説の『あまちゃん』に出てくる、驚いたときに発する「じぇじぇ」をご存知ないようだった。Nさんは(宮城県)気仙沼のご出身で、(うちのほうの)気仙沼や陸前高田あたりと、岩手県の久慈市はけっこう離れているし、もともと藩が違って言葉も違うということ…
iPhoneで石膏デッサン app

iPhoneで石膏デッサン

   息子を連れて、体験に伺ったアトリエ。それほど広いスペースでなく、石膏像やイーゼル、椅子、各種の素材などが機能的に配置されながら、奥のほうには子どもにとって秘密基地ようなスペースのある。息子も楽しかったようだが、いわゆるオフィスとは違う居心地のよさに、僕のほうが羨ましくなった。こんなスペースで仕…
新橋の小さな書店で、多崎つくると出会った幸運 app

新橋の小さな書店で、多崎つくると出会った幸運

   土曜日、打ち合わせに向かう途中、通りすがりに初めて入った、新橋の小さな本屋で『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』に遭遇。帰りがけ、その書店の前を通ったら昼食に出ているのか閉まっていたし(店主ひとりで勤務しているのだろう)、汐留と新橋のあいだの大きめの書店でも「品切れ」になっていたのだか…
宮藤官九郎脚本、全員主役(!?)の『あまちゃん』 app

宮藤官九郎脚本、全員主役(!?)の『あまちゃん』

   NHKの連続テレビ小説『あまちゃん』が好調だという。視聴率が放送開始当初よりも上がっているというのだ。一昨日の4月17日(水)には 4月1日のスタート以来最高の22・0%を記録したとのこと。その辺りについて、詳しくはこちらを読んでほしい。  ここまで絶好調の理由は、震災による大きさ影響を受けた…
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直感によるイメージを仕上げる作業は「つじつま合わせ」

  「直感によって得たイメージを最後まで、絵としてきちんと仕上げる作業はやはり「つじつま合わせ」にすぎない」山口晃さん  ほぼ日に、画家の山口晃さんへのインタビューが掲載されている。  それを読んでいて、ちょっとニュアンスが違うかもしれないけど、漫画を描く作業は頭の中にあるイメージを(紙の上に)トレ…