book 27 1月 2021 スタンド・バイ・ミー 『スタンド・バイ・ミー』(スティーヴン・キング、山田順子訳、新潮文庫)。小説もだけど、映画も素晴らしい。https://youtu.be/3kU08SPKSD0… 続きを読む
noncategory 1 4月 2015 小説を書いてみようと思う 村上春樹さんが読者からの質問に答える「村上さんのところ」という特設サイトがあって、そこに掲載されている、村上さんと読者とのやるとりを何度か見ていたのだが、小説や創作に関する読者からの質問も少なくない。それらを読んでいたら、僕もポツポツ何か書いてみようという気になった。 書けるかどうか分か… 続きを読む
book 29 8月 2014 髙橋源一郎、『風の歌を聴け』の衝撃 図書館で手にとった文芸誌『群像』(2014年9月号、講談社)で、「清水良典のデビュー小説論 第四回は髙橋源一郎」を読み、特に印象に残った部分を書き写してみる。 -----------------------------------------------------------------… 続きを読む
book 14 3月 2014 『恋しくて』で、恋しくなる 読みはじめたばかりの『恋しくてーーTen Selected Love Stories』。収められた10編個々の内容についてはまたの機会にしようと思うが、編訳の村上春樹さんによるあとがきの最後の部分を引用させていただく。これを読むあなたは「恋愛」、していますか。そうたずねたい気持ちを込めながら。… 続きを読む
book 11 4月 2011 クォンタム・ファミリーズの高密度 東浩紀さんの『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社)。今頃になって読んだのだが、すごすぎる。いや、密度が濃いというべきか、書きたくてしょうがなくて書いたというのが伝わってくる。「しょうがない」という表現は適切ではないかもしれないが、なんというのだろう、書かざるを得なかった、というべきか。ちなみに… 続きを読む
book 11 11月 2010 小説の未来とか 一昨日、明治学院大学横浜キャンパスで、高橋源一郎さんと東浩紀さんによる対談が行われた。ここで、その対談の全体についてふれるのは、今はちょっと時間的にできないのが、ひとつ気にかかったことある。 東さんの話では、小説では将来、ほとんど食えなくなり、残っていけるのは映画やドラマの原作になる小説くら… 続きを読む