book 11 10月 2011 自分が美しいと思える色を塗ればいい サクラのピグマ 05水性(耐水性)、ペンテルAQUASH(アクアッシュ)スケッチ水彩を用いてスケッチした「コーヒーと校帽」。水彩で色をつけるのは案外むずかしい。実物と同じ色を再現するのは容易でないが、永沢まことさんの著書『絵を描く、ちょっと人生を変えてみる』の中で出会った、「色名人」として知ら… 続きを読む
art 30 9月 2011 東京都現代美術館美術書図書室 昨日は東京都現代美術館の地下にある、美術書図書室でさまざまな本を見た。スケッチ、ドローイング、素描、水彩画、水墨画などなど。他に、月刊ギャラリー9月号に掲載されている三潴末雄さん(ミヅマアートギャラリーのギャラリスト)と小崎哲哉さん(REALTOKYO発行人兼編集長)の対談がおもしろい。三潴さ… 続きを読む
book 18 6月 2011 島田紳助・松本人志『哲学』 息子がケガをして連れていった、整形外科の待ち合い室に置いてあった本。それが、島田紳助さんと松本人志さんによる『哲学』(幻冬舎)。 強く印象に残った部分を、少し長くなるが引用させていただく。テンポの話は、いわゆる音楽のようでもあり、ヒップホップというか、ラップミュージックの話にも思… 続きを読む
book 9 6月 2011 オトコマエスギーニョ、モウリーニョ 「オトコマエスギーニョ」という言葉は強引すぎるし、全然イケてない。それはわかっているんだけど、そんなことより、レアル・マドリードの監督、モウリーニョは男前すぎなくない? いや、わかりにくいな。男前すぎだと思いませんか。ライバルのバルセロナを指揮するグアルディオラだって、いい顔をしているけど、男前… 続きを読む
book 30 5月 2011 ゲイの類人猿と仏教思想 今朝といえばいいのかな、夢の中に大学時代の先輩が現れた。滋賀県にある美術館を訪れ、そこのレストランかミュジーアムショップかどっちかわからないが、どちらかの端っこのスペースで、だったように思う。一度もお会いしたことのない先輩なのに、なぜか大学の先輩だと、夢の中で私は気づいていた。谷なんとか、さん… 続きを読む
book 17 5月 2011 ピート小林さんが語る「みちのく桜路紀行2011」(オークラジオvol.264〜266) オークラジオvol.266〜268は、映像付き。オークラジオTVとでも言ってみる(って、わかりにくいか)。 コピーライターで写真家でもあるピート小林さんが2011年春に訪れた、「みちのく桜路紀行2011」を語ります。聞き手は私、大倉恭弘。どうぞお聞き、いや、ご覧ください。 … 続きを読む
book 3 5月 2011 「たのしい写真」はたのしい 写真がわからない。いや、写真をどう見て、どう評価していいのかわからない。好き嫌いで判断する以外は、ピントが合っているから上手い、合っていないから下手だといった判断はともかく、そのほかの見方がわからないといえばいいだろうか。そのことが気になりはじめたのは、いつからだろう。大学の頃、写真の… 続きを読む
book 11 4月 2011 クォンタム・ファミリーズの高密度 東浩紀さんの『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社)。今頃になって読んだのだが、すごすぎる。いや、密度が濃いというべきか、書きたくてしょうがなくて書いたというのが伝わってくる。「しょうがない」という表現は適切ではないかもしれないが、なんというのだろう、書かざるを得なかった、というべきか。ちなみに… 続きを読む
book 25 2月 2011 泣きながら考えること 『メイク・ ア・ウィッシュの大野さん』という本を図書館で読み、泣きそうになった。いや、ほとんど泣いていた。 難病の子どもたちの夢をかなえる、メイク・ ア・ウィッシュというボランティア団体と、子どもたち。そして、夢をかなえるための協力する人。 幼くしてこの世を去る子どもたちもいて、そのことと自… 続きを読む
book 22 2月 2011 野田秀樹の「ひつまぶし」 野田秀樹さんの『ひつまぶし』という本。野田節炸裂という感じでおもしろい。雑誌『AERA(アエラ)』での連載をまとめたものらしいが、のっけから「友情出演」を野田さん流のセンスでもって取り上げていて笑った。昔、新潮社の雑誌『03』で(たしか)連載していた『この人をほめよ』も傑作だったけど、それを彷… 続きを読む