島森路子さんのこと

 
 島森路子さんがお亡くなりになった。天野祐吉さんと島森路子さんが編集長だった頃、雑誌「広告批評」を毎月のように買っていた。あの雑誌がなければ、コピーライターにならなかったような気がするし、そもそも広告に興味を持たなかったかもしれない。関西にいたときの僕は、東京(首都圏といってもいい)の広告の多くを「広告批評」を通して知った。ずいぶん前のこと、漫画家の内田春菊さんにお会いしたとき、しゃべってもいないことを書く失礼な人もいるけど、島森さんは絶対にそんなことをしないし、インタビューされた側が読んでも納得のいくことしか書かないし、インタビュアーとしてあれほど優秀な人はいない、というような感じで島森さんをベタボメされていたなぁ。島森さんのご冥福を祈りいたします。
 
 

 
 追記:島森さんについて、元「広告批評」編集者で現「カイカイキキ」プロデューサーの笠原ちあきさんはこんなふうに書かれています。
 
 
 

Yasu
  • Yasu
  • デザイナーを経て、クリエイティブディレクター、コピーライター、ライターに。「ベースボール」代表。広告&Web企画・制作、インタビュー構成をはじめ『深川福々』で4コマ漫画「鬼平太生半可帳」連載中。書籍企画・編集協力に『年がら年中長嶋茂雄』など。ラフスケッチ、サムネイル作成、撮影も。

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