飛ぶ夢をしばらく
2014-01-26
バス停らしきところで、見たことのあるような男性ふたりと
バスを待っていたら(ひとりは旧知の友人)、
上空を何かの物体が横切るのが見えた。
なんだろうと目で追うと、左手の小高い丘に舞い降りようとしている
ハンググライダーのようだった。
そのハンググライダーはふたり乗りで、
左手の小高い丘に舞い降りたかと思うと、
地面に着く直前に、突風に吹き上げられたのか急上昇し、
私の背後の方向へ飛んでいってしまった。
その直後、別のハンググライダーが右のほうから飛んできた。
今度は、4人か5人乗りのハンググライダーで
(4人や5人で操作できる横長のハンググライダーは
実際にないように思うが)
やはり左手の小高い丘に急降下したかと思うと、
強烈な風に舞い上げられ、数十メートル飛んだあと落下し、
私の左後方にある工場に激突。
工場の壁の脇に高く積み上げられている
古くなった機械なのか、廃材なのか不明であるが
何かが積み上げられているところに落下した。
私の隣にいた人物はすでに走り始めていて、私もそれに続いた。
ハンググライダーの人たちが気になる。
ケガ人もいるようで、右足をさすっている男性や
右目をおさえている男性もいた。女性もいた。
続きを少し見たけれど、ここで目がさめてしまった。
その夢を思い出しながら、ふとんの中でこれを書いている
(顔を洗ったり、着替えたりしているうちに夢の内容を忘れそうなので)。
子どもの頃、自分が飛ぶ夢をよく見たけど、もう何年も
そんな夢に遭遇してなかった気がするなぁ。
そういえば、山田太一さんの長編小説に
『飛ぶ夢をしばらく見ない』という作品があったなぁ。