しりあがり寿さんのつかみの早さ

 
 しりあがり寿さんのマンガは、朝日新聞の夕刊や、マガジンハウスの『ターザン』(で連載、今もしてたかな)をはじめ、いわゆるマンガ雑誌でない媒体で目にすることが多いような気がする。マンガもあったらいいよね、というと良くない言い方に思えるかもしれないけど、マンガがメインでない媒体にマンガがあることの魅力って小さくないはずだ(もちろん、マンガ雑誌も魅力的だと思っている)。

 また、こんなところ(下記)でも読めたりするし、しりあがりさんは希有な存在だろう。キリンビールの宣伝部で勤めていたからか、しりあがりさんのマンガはこの媒体ではこういう役割を求められている(のではないか)というような、「つかみ」が早いのだろう。想像だけど。

「ここにマンガがあるといいよね」みたいな声のかけられ方、(僕も)されてみたいなぁ。しりあがりさんのことを書いた流れで、こんなこと言うのはおそれおおいけど。
 
 
Webで読める、しりあがり寿さんのマンガ

しりあがり寿の「データ社長」
しりあがり寿の「選び方わかんないっす」
 
 
 

 
 

Yasu
  • Yasu
  • デザイナーを経て、クリエイティブディレクター、コピーライター、ライターに。「ベースボール」代表。広告&Web企画・制作、インタビュー構成をはじめ『深川福々』で4コマ漫画「鬼平太生半可帳」連載中。書籍企画・編集協力に『年がら年中長嶋茂雄』など。ラフスケッチ、サムネイル作成、撮影も。