須藤元気さんの『やりたい事をすべてやる方法』を読んで

 
『やりたい事をすべてやる方法』(須藤元気さん著、幻冬舎、2013年4月第1刷発行)を読んで、印象に残った部分を書き留めておく。
 
 
 
 自分が不利な場合、「足りないところがあったら、それを逆手に取って考える」という発想でやるとうまくいく。
 足りないからこそ考えて、そこから新しいモノができる。もともといろいろ備わっていると人というのは少ないはずだ。世のなかの大半の人は何かしら足りない部分があるのだと思う。
 その欠落している部分こそが、人間の美しさなのだ。この世に完璧なものなどないのだから。

足りないところがあったら、
それを逆手に取って考える。

 
 
 
「行動する前に考えろ」という格言がある。
 あなたがもし、いままでの思考パターンを変えたい、日々をポジティブに過ごしたいと願うのであれば、この「行動する前に考えろ」という格言を捨てることから始めたらいいと思う。
 行動を起こす前にあれこれ考えてしまうと、どうしてもいままでの自分の思考パターンにとらわれ、それまでの自分から抜け出すことが難しくなってしまう。
 だから、思い切って「考えるより先に行動してしまう」。
 行動しながら考えればいい。まず何より先に行動を起こしてしまうのだ。
 そう、「思い立ったが吉日」なのだ。
(略)
 そして行動を起こしたあとも、「これは自分にとって良いことだ」と思う癖をつけるといい。

何事も常に
「この現象は自分にとって良いことだ」
と解釈することが生きるうえでの王道。

 
 
 
器用貧乏より器用金持ち。
決め技を二つ残して他は捨てる。

 
 
 
大好物も大きすぎては口に入らない。
ベストサイズの夢を選ぶ。

 なんであれ、はじめは自分の口で頬張れるサイズの夢を選び、そこからもっと大きな夢に広げていくのがよいと思う。

競争の少ない領域を狙う。

 
 
 
「TO DO」でなく、
「TO WANT」リストを作る。
 

 
 
五十分歩くことで、
人間は情緒を安定させることができる。
 
 
 

『やりたい事をすべてやる方法』
著書:須藤元気さん
発行:幻冬舎
 
 
 

Yasu
  • Yasu
  • デザイナーを経て、クリエイティブディレクター、コピーライター、ライターに。「ベースボール」代表。広告&Web企画・制作、インタビュー構成をはじめ『深川福々』で4コマ漫画「鬼平太生半可帳」連載中。書籍企画・編集協力に『年がら年中長嶋茂雄』など。ラフスケッチ、サムネイル作成、撮影も。