ピッチャー視点とバッター視点
2016-08-08
朝日新聞xテレビ朝日の高校野球サイト「バーチャル高校野球」。このサイトは生中継の映像が見られてありがたい。このサイト、中継画像の切り換えができ、通常の「中継画像」以外に「ピッチャー視点」と「バッター視点」がある。
これを見ていて思い出すのは、昔のテレビ中継。最近のテレビ中継はたいてい、投手の後方から撮影されるセンターカメラからの映像だったが、昔はバックネット裏からの映像も多くあり、そのほうが打者の視点に近く、つまり球速がわかりやすいように感じていた。どちらか一方がいいということでないが、センターのバックスクーンあたりからの映像も、バックネット裏からの映像もどちらも良い部分があり、一長一短だろう。
で、今回の「バーチャル高校野球」は映像の切り換えができてありがたいのだが、「ピッチャー視点」は打者からピッチャーを見ているような映像、「バッター視点」はピッチャーからバッターを見ているような映像になっている。これ、言葉との合致という意味でいうと逆ではないだろうか。