小川町のAirFootWorksと吾妻橋のエドワード・ヴァン・ヘイレン
備忘録というか、忘れる前にいくつか書いておくことにする。
10月のあたま頃の木曜日だったか、靖国通りで自転車に乗っていたら、小川町あたりの交差点(肉の万世の近く)で、AirFootWorksのステッカーがボディに貼られたオートバイと並んだ。赤信号で停車したときだった。そのステッカーを見て、思わず「エアフットワークスか」と口に出してしまったところ、オートバイの男性から「ご存知ですか」と言われた。「ええ、YouTubeで見たりしていて」と答えると「ありがとうございました」と返答された。
信号が青に変わるまでのほんの少しの間、言葉を交わした。僕が「もしかしてリーダーの方ですか」とたずねると「はい」とのこと。一瞬、名前が出てこなかったが、帰宅後にインターネットで検索し、上西(じょうにし)隆史さんだと確認した(名前は知っていたのだけど)。
鉄棒を用いたパフォーマンスをする集団「AirFootWorks」のリーダーである上西さんは、須藤元気さんが所属するパフォーマンスユニット「WORLD ORDER(ワールドオーダー)」のメンバーでもある(あった、というほうが正確かもしれない)。
もう1つ、なんだったかなぁ、書こうと思っていたのは。
そうそう。吾妻橋の近くを朝、ジョギングしていたとき、エドワード・ヴァン・ヘイレンのようなギターを弾く男性を見かけた。ヘヴィメタルなのかハードロックなのか、僕としては判然としなかったが、かなりの轟音でギターをかき鳴らしていた。ギターアンプを川べりに階段(だったか)に置き、上手な演奏だったと思う。
あれはヴァンヘイレンだったか、あるいはマイケル・シェンカーだったかもしれないが、なかなか見事な演奏だった。たしか、10月6日にエドワード・ヴァン・ヘイレンが亡くなり、その訃報を目にしてから数日後くらいだったと思う。40代から50代くらいの男性によるあの演奏は、エディへの追悼の気持ちを表すものだったのだろうか。