いいこと新聞(2) good

いいこと新聞(2)

   大きな地震のあと、部屋の中のあらゆる物が倒れ、足の踏み場もなかったため、マンション1階の集会室に泊めてもらったり、同じマンションに住んでいるのに普段あまり話をしなかったおじいさんやおばあさん、若い男性と会話をしたり、少しずつ交流が生まれている。  地震があったとき、僕は(世田谷区の)桜新町で打…
いいこと新聞(1) good

いいこと新聞(1)

   一昨日のこと、ツイッターなどに「いいこと新聞。いいことだけを載せる新聞を作りたいなぁ。良くない話題は、ほおっておいてもどんどん入ってくるし。」と書いたら、反応してくれる人がいた。   「いいこと新聞」で検索すると、清水國明さんが主宰する川口湖畔の自然樂校のウェブサイトがいちばん上に出てきた。そ…
小谷元彦ワールドに包まれる快感 art

小谷元彦ワールドに包まれる快感

       小谷元彦『幽体の知覚』(個展)に足を運んだ。会場は東京・六本木の森美術館。会期最終日の前日だったためか、午前10時過ぎなのにすでにかなりのお客さんが入っていた。  妻から、森美術館史上2番目の観客動員となっていると聞いていたからそのことに驚きはしなかったが、なぜそこまで入るのだろうと思…
泣きながら考えること book

泣きながら考えること

  『メイク・ ア・ウィッシュの大野さん』という本を図書館で読み、泣きそうになった。いや、ほとんど泣いていた。  難病の子どもたちの夢をかなえる、メイク・ ア・ウィッシュというボランティア団体と、子どもたち。そして、夢をかなえるための協力する人。  幼くしてこの世を去る子どもたちもいて、そのことと自…
野田秀樹の「ひつまぶし」 book

野田秀樹の「ひつまぶし」

   野田秀樹さんの『ひつまぶし』という本。野田節炸裂という感じでおもしろい。雑誌『AERA(アエラ)』での連載をまとめたものらしいが、のっけから「友情出演」を野田さん流のセンスでもって取り上げていて笑った。昔、新潮社の雑誌『03』で(たしか)連載していた『この人をほめよ』も傑作だったけど、それを彷…
I bike Korobimashita app

I bike Korobimashita

   Google TranslateというiPhoneアプリがいい、とTwitterに書いていた人がいたのでさっそくダウンロードして試してみた。  なるほど、わるくない。音声検索がおもしろい。 「ありがとうございます」は「Thank you」、 「ありがとう」は「Thanks」と英訳してくれ、 で…
メディア芸術祭とマンガパワー advertisement

メディア芸術祭とマンガパワー

     小1男子を連れて、足を運んだ2010年度(第14回)文化庁メディア芸術祭。息子がゲームのコーナーにへばり付いていたため(お父ちゃん、すぐそばにいてねと言われた)、あまりあちこちに見られなかった。  それでも途中、息子に「ざっとまわってくるから、このゲームのあたりにいてや」と言い残し、ひとり…
哲学する建築家、白井晟一 art

哲学する建築家、白井晟一

    一昨日、パナソニック電工汐留ミュージアムの『建築家白井晟一 精神と空間』展を訪れた。白井晟一(しらい せいいち)という建築家のことを僕は知らなかっただが、人にすすめられて行ってみたら、これが思いのほか、よかった。  白井晟一さんは30年近く前に亡くなったいる。なぜこのタイミングで展覧会を行っ…
いかにして自分の夢を実現するか book

いかにして自分の夢を実現するか

 溜池山王駅の改札前にある小さな丸善に平積みしてあったのを、昨日たまたま見つけて購入。稲盛和夫さんによる推薦が効いたかな。  推薦文には「人生の目標・願望が必ず達成できる「成功哲学」の名著。----稲盛和夫」とある。  この『いかにして自分の夢を実現するか 』(知的生きかた文庫、ロバート・シュラー著…