批評ってことではないんだけど、昨日、水天宮のPISMOという書店に寄ったとき、『考えない練習』という本が平積みされていて、手にとってみた。
それは、こんな本だった。といっても、うろ覚えのまま書いているですけど。
それは、小池龍之介さんというお坊さんが書いた本で、その小池さんは、東大でドイツ文学を学んだいた人なんだけど、卒業後、僧侶をめざし(なんで僧侶をめざしたんだっけな)、あるお寺に就職する。就職という言い方でいいのかな。
そこでの小池さんの仕事は、ブログの更新など事務的なことがメイン。お寺にブログの更新担当の人がいるのかと思ったけど、考えてみればそういう時代なのかな。
小池さんは、思い描いていた仕事の違いに悩み、しばらしくして退社(退寺というのかな)。葬儀屋ではないけれど、葬儀で主なビジネスとしている仏教界にイヤ気がさし、お寺を辞め、家出空間というカフェのような、お悩み相談室のようなところを世田谷で開設。
しかし、始めたみたところ、食うに困り、僧侶専門の派遣会社みたいなところに登録(そういうところがあるんですね)。あれほどイヤがっていた、葬儀の助っ人をして収入を得て食いつなぎつつ、あれほど葬儀ビジネスをイヤがっていたのにそれで食っている自分に対し、自己嫌悪に陥り、そこでタイに渡り、修行を行う(仏教いえば、やはりタイなのだろうか)。
小池さんはタイの山奥を歩きながら厳しい修行を続け、そのうち、自分の精神をコントロールできるようになったという。
その後、修行を積んだ小池さんは帰国し、世田谷の寺で住職をしながら(自分のお寺かもしれない)、山口県の副住職も務め、本を書いたり、講演をしながら活動を行っている(講演は、書いてなかったかなぁ)。
葬儀の仕事をしない、読経をしない(お金をもらってお経を読まないということだろうか)ということでやっているそうだ。
昨日は迷った末、買わなかったのだけれど、小池さんの本は気になっている。というか、(僕は)仏教が気になっている、のだと思う。
では、なぜ仏教が気になっているのか。それは、おそらくこういうこと。って自分のことなのによくわかっていないんですけど、このところ、仕事上での必要性もあって、ビジネス書や自己啓発本を読む機会が少なくないが、そういった本に背中を押され、やる気を出したりしつつ、ときどき、しっくりこないことがあって。
というのは、 ビジネス書や自己啓発本の多くは「成功術」や「自分磨き」といったこと、あるいは「年収アップ」「売上げ増」「お金持ちになる方法」が書かれていたりする。そういった情報もいいのだが、そういうものばかりを目にしていると疲れてくる。食傷気味といえばいいだろうか。
肉ばかり食べていると、たまにはあっさりしたものを口にしたくなるのに近いかもしれない。
仏教系のものはたいてい「アゲアゲ」ではないし、攻撃的・好戦的な内容ではないと思う。修行、瞑想、座禅といったことにはふれられていても、「勝負の世界だから、他人を蹴落としてでもナンバー1になれ!」みたいなことは、仏教の本には書かれていないのではないか。
エネルギーを充填してくれる「ビジネス書」「自己啓発書」もいいけれど、体の中から(心の中から、かも)スッキリさせてくれる「仏教系」の本も、僕の体(と心)が求めているのかもしれない。
以上、うろ覚えの記憶をもとに書いてみました。
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